痩せすぎ女性のあなたは生理不順や無月経等の症状を抱えていませんか?
痩せすぎ体型の方の多くはホルモンバランスを崩しており、女性ホルモンの乱れによる症状に悩まされています。
そんな痩せすぎはどうしてホルモンバランスを崩す理由についてここでは紹介していきます。
女性ホルモンと体重の関係
痩せすぎ女性は、女性ホルモンのバランスが崩れます。
これは、女性ホルモンの1つであるエストロゲンの分泌量が少なくなることが原因として考えられます。
痩せすぎはエストロゲンを減少させる
エストロゲンを分泌させるのは卵巣です。
しかし、そんなエストロゲンは体脂肪細胞から分泌されるレプチンという物質から指令を受けて分泌されるホルモンです。
痩せすぎのあなたは体脂肪細胞の数は健康な体型の方よりも少ないことが考えられます。
レプチンの分泌が少なければ少ないほどエストロゲンの分泌量も少なくなるので、結果、生理不順や無月経という症状を引き起こしてしまうと考えられます。
レプチンがエストロゲンを減らすすべての原因ではありませんが、女性ホルモンに大きな影響を与えるということです。
参考
ホルモンバランスの乱れは女性らしい体から遠ざける
エストロゲンは女性らしいふっくらした体を作るのに欠かせないホルモンです。
そのため、女性ホルモンの減少は生理等の女性特有の体の働きに異常をきたすだけでなく、健康的な女性らしい体を作るのにも弊害をもたらします。
痩せすぎの20代~30代までの女性は特にエストロゲンが重要
引用:命の母HP
本来、エストロゲンは30代半ばまで活発に分泌されるホルモンです。
そのため、30代半ばまでエストロゲンの女性らしい体を作る作用は活発に得られるわけです。
しかし、痩せすぎのあなたはエストロゲン量が少ないために女性らしい体型を作りづらくなっているといえるのです。
ホルモンバランスを整える目安のBMI数値
BMI数値とは肥満度を表す世界でも用いられている表で、この数字で痩せすぎや太りすぎ、適正体重化などが判断できます。
通常、
- BMI18.5未満が痩せ
- 18.5~25未満が標準
- 25以上が肥満
と表されます。
BMI22前後がもっとも健康的な体型と言われています。
痩せすぎのあなたはまずは標準体型を目指ながらホルモンバランスを整えていきましょう。
ホルモンバランスを整えるには体脂肪率も大切
BMIは
「体重(kg)÷身長(m)」
割り出すことができます。
ここで重要なことは、女性の場合は筋肉で体重を増やすのではなく脂肪で体重を増やすということ。
エストロゲンの分泌を促すレプチンは体脂肪細胞から分泌される物質です。
女性らしいふっくらした体はある程度の脂肪があってこそ。
なんでもいいから体重を増やせばよいというわけではなく、適度に脂肪をつけて太らないと女性らしい体を作ることはできません。
女性ホルモンを整えるなら体重を増やす
女性ホルモンを整えるには、体重を増やすことが大切です。
ですが、体重を増やすのはとても難しいこと。
そんな時には病院で医師の診断を受けたり、命の母等の医薬品を活用して、体重を増やす前にホルモンバランスの治療をするのも1つの手です。
痩せすぎは病気として受け止めてもらえないこともありますが、ホルモンバランスが乱れて月経不順や無月経等の症状がでている場合は別です。
ホルモンバランスが乱れている体調不良は婦人科で真摯に対応してくれるはずなので、一度受診を検討してみてください。
ホルモンバランスが整うと痩せすぎ体型も健康的な体型になりやすくなるかもしれません。