子供のころから体が弱い。
大人になってから疲れが抜けない。
虚弱体質の症状には様々な症状があり、発症の原因も人それぞれ。
ですが、大まかに分類するのであれば
・栄養不足
・睡眠不足
・体力不足
の3つの原因が虚弱の原因を作っているといっても過言ではありません。
あなたの虚弱がどこからきているものなのか、一緒に考えていきましょう。
虚弱体質の症状が起きる原因は？
虚弱体質は痩せ過ぎ・病弱などの症状を引き起こす原因になります。また、虚弱体質自体が健康な体とは程遠い状態にあることも言うまでもありません。では何故そんな虚弱体質という体質になってしまったのでしょう？原因として考えられるのは
1.食べる量が少ない
2.代謝機能が悪く体温が低い
3.ストレス耐性が低くストレスを溜めやすい
の3つです。
これらの原因はどれも体を弱くする要因を持っています。以下詳しく見てみましょう。
食べる量が少ない
食べる量が少ないと必然的に体を作る為の栄養素が少なくなることになります。人の体は食べ物を体に入れて栄養として吸収すると、まずは生命維持の為に必要な部位から栄養を使用します。食べる量が少ない方はその他の免疫力を高めるところや体を丈夫に作るための栄養素が圧倒的に足りていない状態になるの為、体が弱り虚弱体質となっていしまいます。
※極端な例ですが、食べるものがなく飢えている国の子供たちを思い返してください。栄養失調のせいで風邪によって命を落とす子達が大勢いますよね。食が細くて虚弱体質になっている方はこれと同じ状況がおきかけているとも言えるでしょう。
代謝機能が悪く体温が低い
まず始めに、代謝機能が悪いと基礎代謝で消費するエネルギーが少なくなります。一見虚弱体質で太りたいのだからそのほうが良いのではないかと思いますが、実はそうではありません。人の体のカロリー消費の大部分を締めているのは基礎代謝です。なので、お腹の減り具合は基礎代謝で左右するといっても過言ではありません。代謝機能が悪いだけで食が細くなり、虚弱体質を助長してしまうのです。
そして体温の低さ。体温が低いと体の免疫機能を著しく低下させます。風邪を引きやすい、風邪が治りにくいなどの症状は免疫機能が低いことでおきる症状です。体温が低いと血液中の免疫をつかさどる白血球が正常に機能しなくなります。
ストレス耐性が低い
ストレスは胃腸に最も悪影響を与えるものです。胃腸は体の免疫機能の7割を担っているとも言われ、胃腸の調子が悪くなることで虚弱体質を招きます。ストレスを受けると胃が痛い。胃潰瘍が。。。などと表現されますよね。それほどまでにストレスは胃腸に大きく影響するものですので、ストレス耐性が低く、ストレスを溜め込みやすい場合は虚弱体質になりやすいといえます。
虚弱体質は本当に治るの？
虚弱体質の原因にもさまざまなものがありますが、大事なのは今あなたが虚弱体質かどうかです。
虚弱体質かどうかを簡単にチェックするには以下の4点に当てはまっているかどうかを確認してみてください。
・気持ちを前向きにすることが出来ない
・見た目が痩せすぎている
・体質的に胃腸が弱い
・風邪を引きやすく治りにくい
これら4点に当てはまれば虚弱体質と判断してよいといえるでしょう。
虚弱体質をなんとかするには、漢方やサプリメントといったアイテムでで得られる効能で、これら4点のすべてを改善できるかどうかがポイントです。
アイテムを使わず虚弱体質を良くしていく方法
体質改善の大きな一歩としてはまずは体に負担をかけずに食べたものを体の一部として吸収することが大切です。
普段から体調を崩しやすい体質の方は、口から摂取したものをしっかりと吸収できず、消化不良を起こしてお腹を壊したり、免疫力が下がっている事が考えられるからです。
栄養素をしっかりと吸収する豊富おとして挙げられる方法は、「酵素」をうまく用いる方法です。
酵素は大まかに分けると2種類の酵素に分類することが出来ます。体に備わっている酵素と食物に備わっている酵素の2種類です。
虚弱体質や体の弱りを感じている方の多くは「体内に備わっている酵素」の減少が進んでいることが多く、この酵素を補給することで栄養素の吸収をスムーズにすることができ、強い体を作ることが出来るのです。
痩せ過ぎの体質改善には腸内環境が大事なの？
人の体の免疫機能を7割方決定しているのは腸です。これは腸内環境を整えることで免疫機能が高まるという論文が発表されているほどのことですが、あまり知られていないことかもしれません。
痩せすぎを治すのに何故腸内環境が大事なのかというと、まずは腸内環境を整えて免疫力を高め、風邪などの回復に無駄なエネルギーを使わないようにしましょうというのが腸内環境を整えて痩せすぎを治そうとする理由です。
体質改善ということは体を見直し、根本から変えていくことになるはずです。腸内環境を整えてストレスや病気に強い体を作ることが痩せすぎを治すことにもつながります。
気持ちを前向きにして虚弱体質を治す
虚弱体質の方の多くは、自分の体質だから仕方がない。どうにかしたいけど方法がわからない。というようなマイナスな思考になっている場合があります。
病は気からとはよく言ったもので、体の不調から気持ちが萎え気味になってしまうと本来の体の調子よりももっと体調が優れないようになってしまうことも。。。
そんな中で漢方を使って体の調子が若干でも回復したら、「漢方が自分の虚弱体質を治してくれている！」という気持ちになれ、その前向きな気持ちが虚弱体質を改善させるのに大きな効果を発揮してくれるのです。
これはプラセボ効果（プラシーボ効果）といい、思い込みの力で体に変化をもたらす効果となっています。この効果は疑いを持っていたりすると発揮することが出来ません。もし漢方を使って実際に下痢や便秘、食欲不振の改善が見られたのであれば、それは漢方があなたの体に良い影響を与えており、体が回復に向かっている傾向だと思うようにしましょう。
気持ちの持ちようで薬は効果を発揮したり、本来の効果が発揮できない場合もあります。改善に向けての第一歩が気持ちの状態であることを覚えておいてください。
虚弱の原因はあなたが弱いからではありません。
虚弱体質はあなたの心や体が弱いから起きるものではありません。
その原因には遺伝だったり、環境だったり、体の不調だったりと様々な要因が隠されているのです。
もしあなたが「虚弱は自分の考え方や甘えのせいで起きているもの。」と考えているなら、その考えは今すぐ捨ててください。
あなたに必要なのは、自分のせいではないという十分な気持ちの休息と、体の休息。
そのために病院への受診や漢方の使用、サプリメントの使用をするのは何も恥ずかしいことではないのです。
病院へ行く時間がない！
というあなたはぜひ漢方やサプリメントの使用を考えてみてください。
虚弱は自分一人で解決するのが難しい症状です。周りの人のサポートを受けることやや、虚弱体質を健康な体へと向かう手助けをしてくれるアイテムを使用することを検討してみてください。